ふたご座流星群2023!見える方向(方角)やピーク時間帯まとめ!ライブ映像はある?

12月に入るととても寒い季節になりますが、とても星空がキレイに見える季節ですね。

ふたご座流星群2023は、寒い季節に発生する流星群ですが、「三大流星群の一つ」としてとても有名で、流星の数が多いので、とても見ごたえのある流星群です。

 

こんな季節なので、見える方向(方角)を探す手間をなるべくはぶいて天体観測ができる体制を早く作って観察をしたいと思う人もいるかもしれません。

もしくは、ピークの時間帯がわかれば、その時間帯に外に出て覗いてみようかな…という人もいると思います(私がそうです(^^;))。

「寒い時期に、あんまり外に出たくない」と、星空観測をためらう人もいるかもしれませんね。

この時期は、空気もとても澄んでいて星空もとても美しく見えるのですが、どうしても天体観測をためらってしまう気持ちになることは本当によくわかります。

 

そこで今回は、ふたご座流星群2023の、見える方向(方角)やピーク時間帯と、ライブ映像はあるのかをご紹介します。

ふたご座流星群2023!見える方向(方角)まとめ!

ふたご座流星群2023の、見える方向(方角)をご紹介します。

 

双子座は冬を代表する星座の一つです。

「何となく形はわかるけど、具体的にどの方向(方角)を見ればいいのかわからない」という人もいるかもしれません。(私もその一人です(^^;)

双子座の形をイメージできても、どのあたりにあるのかわからない場合の、探し方もご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さいね。

 

ふたご座の見える方向(方角)は?

まずは、双子座を探す目印となる星座をご紹介していきますね。

双子座は「冬の星座」の代表ともいえる星座ですが、おそらくこの目印となる星座の方が探しやすいと思いますよ。

 

ふたご座を探す目印となる星座は、冬の星座の代表格ともいえる「オリオン座」です。

オリオン座は、11月の「牡牛座流星群」の目印にもなった星座でもありますね。

おそらく「腰の三ツ星(ベルト)」と夜空に赤く輝く「ベテルギウス」を見れば「オリオン座だ!」とすぐにわかる星座です。

双子座も、おうし座と同じように「オリオン座」のとても近くにあるのですよ(^^)。

 

この時期のオリオン座は「西」の方角が見える方向です。

牡牛座は、オリオン座の右上にありましたが、双子座はオリオン座の左上くらいになります。

 

オリオン座は「右手に毛皮を持ち、左手にこん棒を振り上げている姿」をしています。

ベテルギウスは左肩の部分にあたりますね。

双子座は、オリオン座のベテルギウス(肩)より上のこん棒の部分が、双子座の足元の近くになります。

そこから少し左の上方向を見ると、明るい星が二つ並んで見えてきますよ。

これが「カストル(右側)・ポルックス(左側)」という、双子座の明るい星になります。

 

双子座は、二人の少年が肩を並べて座っている姿をかたどったものです。

「カストル(右側)・ポルックス(左側)」は、ちょうど双子の頭の位置にあたります。

 

という感じで、双子座を探すことができますよ。

 

ふたご座流星群2023は「双子座」の方角を見ればいいの?

上記で、双子座の見える方向(方角)をご紹介しました。

下記でも、ふたご座流星群の放射点を紹介しますが、双子座流星群2023は、ふたご座の明るい星カストル(右側)近くに「放射点」があります。

ですので、流星群の始点を探そうと思えば、このふたご座を探す必要があります。

 

ですが、流星群全般に言えることですが「流星群の観測」には、それぞれの星座を探す必要はありません。

流星群の発生は、放射点から始まりますが、流星は「全天」で観測することができますので、流星群の観測をする場合は、星空全体を見ていると流れ星を見つけることができますよ。

なので「ふたご座」と星座の名前がついている流星群でも、方角はあまり気にしなくても大丈夫です(^^)

双子座流星群2023の観測は、見る方向(方角)をあまり気にせず、楽しみながら観測をしていきましょう。

 

ふたご座流星群2023の放射点はどこ?

上記で、ふたご座流星群2023の見える方向(方角)をご紹介しましたが、上記でも少し触れた「ふたご座流星群2023の放射点」も一緒にご紹介していきますね。

 

双子座流星群の放射点は、双子座の右側明るい星「カストル」のほんの少し右側になります。

放射点は、流れ星が流れ始める始点になりますので、双子座を見つけたら、放射点を探してみるのもいいかもしれませんね。

 

ふたご座流星群2023の始まりを探して、流星がどこから流れてくるのかを見るのも面白いですね(^^)

 

ふたご座流星群2023!ピーク時間帯まとめ!

ふたご座流星群2023の、ピーク時間帯をご紹介します。

双子座流星群は、「三大流星群の一つ」と数えられている流星群です。

毎年、他の流星群に比べると、多くの流れ星を見ることができますよ。

おそらく、ピークの時間帯(極大日)にはたくさんの流星を見ることができる可能性が高いでしょう。

これから、双子座流星群2023のピーク時間帯(極大日)をご紹介していきますね。

 

ふたご座流星群2023のピーク時間帯は?

「三大流星群の一つ」と言われるふたご座流星群なので、一番よく流星が見える日にちや時間が気になると思います。

これから、ふたご座流星群2023のピーク時間帯をご紹介していきますね。

ちなみに、極大とは「流星が良く見える日時」のことです。

【ふたご座流星群2023の出現情報】

  • 出現期間:2023年12月4日~12月20日ごろ
  • 極大日:2023年12月15日の午前4時ごろ
  • ピーク時間:午前4時くらい(14日の深夜と15日の夜明けくらいに注目)
  • 月明り:13日が新月で、月明りの影響が少なめです。一晩中月明りの影響が無いので8年ぶりの好条件と言われています。

 

まずピークの時間帯(極大の時刻)ですが、日本時間で15日の午前4時くらいの時間帯です。

ですが、放射点の高度が高くなる時間帯が午前1時~午前2時頃ですので、この時間帯も見ごろと言えるでしょう。

 

もっと簡単に言えば、12月14日の日付が変わる頃から、12月15日の明け方までに良く見えるということですね(^^;

 

他の流星群にも言えますが、極大日の前後2~3日間は流星が良く見える時期です。

そして、ふたご座流星群は、他の流星群に比べて活発な時が長く続くそうですよ(^^)

ちなみに「流星群が活発になる」という表現は、その流星群に属する流星の数が多くなることを示しているそうです。

ついでに「流星群が活動する」という意味は、その流星群に属する流星が出現することだそうです(^^)

 

今回の「ふたご座流星群2023」は、新月の時期で、月明かりの影響がほぼありませんし、活発な時期が他の流星群と比べても長いのです。

ですので、お天気さえよければ、流れ星を見るチャンスは十分すぎるほどあります。

 

「極大日を過ぎたから天体観測はあきらめよう」ではなく、出現期間の間は流れ星の増減はありますが、流れ星がとても見やすい時期でもありますので、観測を続けてみて下さいね。

2023年12月14日の深夜から12月15日の夜明けの時間帯が観測のチャンスですから、朝活がてら、夜空を眺めてみて下さいね。

 

双子座流星群2023の「月の影響」とは?

上記で、ピーク時間帯は、13日が新月で月の影響があまり無いので2023年は8年ぶりの好条件だとご紹介しました。

ちなみに2020年のふたご座流星群の時は「新月」で月明かりの影響が全くなく、観測条件はとても良かったのです。

そこで改めて「月の影響」の状態を簡単にですがご紹介しますね。

 

「新月」とは、「満月」の反対の状態のことです。

月は約ひと月の周期で、満月→新月→満月の状態になることを繰り返しています。

 

満月は、月が真ん丸でとても明るい状態です。

この満月の状態から、少しずつ月に影がかかり「下弦の月(月が約半分しか見えない)」となり、「新月(月が影で隠れている)」→「上弦の月(月が約半分しか見えない)」から「満月」とループしています。

新月は、満月と違い「どこに月があるのかわからない」ほど月が見えない状態になります。

 

新月の前後数日は、月がとても細い状態なので、新月の時の天体観測は本当にうってつけの時期です。

 

三大流星群の一つといえども、極大日が「満月」の場合だと、流星も月明りで見えにくくなります。

今回のふたご座流星群2023の極大日(12月15日)は、新月から数日しか経っておらず、月がとても細いため、一晩中月明りの影響を受けません。

ですので、今回のふたご座流星群2023の天体観測は、一晩中ベストな時間帯と言えます。

ほんの少し、夜更かしをしてもいいですし、朝活がてら、ちょっと早起きして観測してもいいかもしれません(^^;

 

 

ふたご座流星群2023の特徴は?

双子座流星群2023の特徴をご紹介します。

 

双子座流星群は、冬のしぶんぎ座流星群・夏のペルセウス座流星群と共に「三大流星群」と呼ばれている、とても有名な流星群ですね。

この「三大流星群」の大きな特徴は、他の流星群に比べてピーク時に流れる流星の数がとても多いという特徴があります。

 

今回のふたご座流星群2023も「三大流星群」の一つで、流星の数がとても多いと言われていますから、見ごたえはバッチリだと思いますよ。

 

ちなみに、ふたご座流星群の前に発生している「しし座流星群」のピーク時の流星の数は10~15個程度と言われています。

三大流星群のピーク時間帯の流星の数は50~60個と、通常の流星群よりも倍近い数の流星が見える可能性があります。

今回のふたご座流星群2023の流星の数も70個ほどと言われているのですよ!

 

つまりふたご座流星群2023は、流星が多く流れるので観測がとてもしやすい・初心者でも天体観測がしやすいという大きな特徴があります。

 

流れ星を見てみたい・願いを流星に託したいと思う人には、ふたご座流星群2023は流星を見つけやすいので、おすすめです。

 

雨や曇りの場合は残念ですが、流星群に興味のある人は「天体観測」を始めてみて下さいね(^O^)/

 

ふたご座流星群2023!ライブ映像はある?

ふたご座流星群2023の、ライブ映像はあるのかをご紹介します。

 

最近とても便利な世の中になってきていますので、外に出て流星群の観測ができない場合でも、家の中で「天体観測」ができるのですよ。

それは、ズバリ「YouTubeライブで天体観測」です。

その中でも「リアルタイムの星空ライブ中継」をしているチャンネルがありますので、私がオススメのチャンネルをご紹介していきますね。

 

双子座流星群2023のライブ映像中継チャンネル「asahi Astro Live様」

長野県の木曽観測所と、ハワイのマウナケアからライブ中継されています。

最近では、他の地域でのライブ配信をされていますから、お住まいの地域の近い場所のライブ映像を見てみてもいいかもしれませんね。

ほぼ毎日星空ライブ配信を行っているチャンネルです(たぶん)。

 

ハワイのマウナケアでは「スバル望遠鏡」から見ることができます。

日本とハワイでは時差がありますから、日本よりも一足早く流星群を楽しむことができますし、星座がわからないほどの美しい星空を見ることができるので、ハワイからのライブ中継(映像)も本当におすすめです。

 

チャットでのやり取りもとても活発で、星空を見るのがとても好きな人が大勢いるのね…とほのぼのした気持ちで、コメントと星空を見ています。(私は見ているだけです)

くもりの日でも中継されているので、雲の流れや月が昇ってくる様子を見たりと、とても興味深いものがありますよ。

私は、日本の木曽観測所が曇っていたら、ハワイのマウナケアのライブ中継を見たりと、流星群の観測時期は結構忙しく夜更かししています(^^;

 

ちなみに、ふたご座流星群2023の、ハワイのライブ中継(映像)を見ていると、かなり頻繁に流星が流れていましたよ(^^)

さすが三大流星群!と、幸せな気持ちになりました(#^^#)

双子座流星群2023のライブ中継チャンネル「TBS NEWS DIG様」

こちらのチャンネルは毎日ライブ中継をしている訳ではありませんが、いろいろな流星群の極大日に合わせてライブ中継をしているチャンネルです。(違っていたらすみませんm(__)m)

配信地は「箱根」だと思われます(違っていたらすみません)。

 

双子座流星群2023のライブ中継チャンネル「ウェザーニュース様」

お天気の専門家である「ウェザーニュース」のチャンネルです。

全国三ヶ所から星空ライブの生中継が行われます。

ただ、配信はそれぞれの流星群の極大日の近くに行われている模様です。(違っていたらすみませんm(__)m)

 

双子座流星群2023のライブ映像(中継)はなぜおすすめなの?

上記で、YouTubeで星空ライブをしているチャンネル様をご紹介しました。

 

天体観測は、実際の星空を見て行うもの!と思う人もいるかもしれませんね。

ですが、私が上記で星空ライブ中継をご紹介したのには理由があるからです。

下記でその理由をご紹介していきますね。

 

星空ライブ映像(中継)をオススメする理由「いろいろな場所の星空を見ることができる」

 

星空ライブ中継のメリットは、星がきれいに見える場所で配信されています。

上記で、ハワイや長野県の中継チャンネルをご紹介しましたが、実際にその星空を見たいと思ったら、現地に行かないといけません。

ですが「流星群」が発生するたびに現地に行くことができる人は、そういないでしょう。(現地に住んでいる人以外は)

 

私のように「いつか現地で美しい星空をみたい」という人もいると思います。

それが画面越しにですが、それぞれの美しい星空を見ることができるのです!

これを見逃すなんてもったいないと思いませんか?

 

星空ライブ映像(中継)をオススメする理由「寒いから…(^^;)」

これは私が経験したので特にオススメするのですが、特に今回のふたご座流星群2023と次に来る流星群の「しぶんぎ座流星群」は、真冬の寒い時期に発生します。

 

特にしぶんぎ座流星群は、お正月の時期ですね。

この時期の外は、とても寒いですよ。

ちなみに、私は今年2023年の年始に発生した「しぶんぎ座流星群」を外で観測しましたが、見事に風邪をひきました(T_T)。

 

ですので、私のように風邪を引かないようになるべく暖かい部屋で見てほしいな…と思った次第です(^^;。

 

ふたご座流星群2023|まとめ

ふたご座流星群2023の、見える方向(方角)やピーク時間帯と、ライブ映像はあるのかをご紹介しました。

 

双子座流星群2023は、見える方向や方角はあまり気にせず、星空全体を見渡せるように寝っ転がって観測することがオススメです。

ですが、ふたご座流星群2023は三大流星群の一つですので、放射点を探して流星の始まる場所にスポットを当てて見るのも面白いかも。

どのように星が流れていくのかを見ることができるかもしれませんよ(^^)

 

ただし12月はとても寒い時期なので、あまり無理をせず部屋の中で温かくして、YouTubeのライブ映像で流れ星を探してみて下さい。

 

一人で静かに流れ星を探すのも楽しいですが、たくさんの人たちと一緒に同じ星空を見るということは、また違う楽しさがありますよ。

もしも上記でご紹介した各チャンネル様方でコメントを残す場合は、ルールを守り周りの人たちに不快な思いをさせないようにお願いしますねm(__)m。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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