夏の季節は、とても過ごしやすいので、天体観測もとてもしやすい季節になりましたね^^
きれいな星の中でも「流れ星」がたくさん見られる、7月の流星群の一つ「みずがめ座δ流星群」についての紹介しますね。
みずがめ座流星群2024の、方向・方角やピークの時間帯はいつ頃なのかが、気になりますよね。
ちなみに、水瓶座δの「δ」って、みなさん読めましたか?
私は、残念なことに読めませんでした(><)
そこで「この記号なんだろ」と、過去に疑問に思ったので勉強したことがあります。
答えは、ギリシャ文字の「デルタ」でした。
…勉強って大事ですね(^^;)
改めて、慌ただしい毎日を過ごされている皆さんは、星空を見上げる時間など無いかもしれません。
ですが、空を見上げることは、首のストレッチにもなりますし、何よりもキレイな星も見ることができます。
今回は、みずがめ座流星群2024の方向・方角やピークの時間帯まとめと、水瓶座δはいつ見えるのかなどをご紹介ていきます。
みずがめ座流星群(水瓶座δ)2024の方向・方角は?
みずがめ座流星群(水瓶座δ)2024の方向・方角は、どのあたりなのかをご紹介します。
まずみずがめ座流星群(水瓶座δ(デルタ))の紹介からはじめますね。
みずがめ座流星群(みずがめ座δ)とは?
そもそも、みずがめ座流星群(水瓶座δ)とはどのような流星群なのでしょうか?
全ての「流星群」にも言えることですが、今回のみずがめ座流星群の場合は、みずがめ座(放射点)のある方角から流星の塊(かたまり)が放射される現象です。
ですので、「○○座流星群」という名前がついている流星群は、「○○座の方角から星が流れてくる流星群」と思っていれば、流星群を見る方角もわかりやすくなります。
今回の、みずがめ座δ流星群は「みずがめ座のδ(デルタ)」の方向から流れてくるので「みずがめ座δ流星群」ということです^^
ちなみに水瓶座には「みずがめ座η(イータ)流星群」もあります。
「みずがめ座η(イータ)流星群」は5月のはじめ頃(ゴールデンウィーク時期)に見られる「流星群」で、母天体は、皆さんがよくご存じの「ハレー彗星」です。
今回ご紹介するみずがめ座流星群δ(デルタ)の母天体は「マックホルツ彗星」。
面白いことに「マックホルツ彗星」という名前がついている彗星は9個もあるのですよ。
そして、「マックホルツ」という名前がついている彗星が2個あります。
これはアメリカの天文学者マックホルツ氏が発見した彗星ということで、その名前が付けられたのです。
一説によると、この複数あるマックホルツ彗星のうちの一つが「しぶんぎ座流星群」の母天体かもしれない、と言われています。(確定はしていませんが(^^;))
では、そのみずがめ座δ流星群の2024年の方向や方角はどこなのでしょうか?
みずがめ座流星群(水瓶座δ)の2024年の方向や方角は?
みずがめ座流星群(みずがめ座δ)は、どの方角にあるのでしょうか?
まずはみずがめ座の方角をお知らせしますね。
みずがめ座の方角は、7月の時期になると「東の方角」にあります。
では流星群も東の空の方を見た方がいいのでしょうか?
答えは、もちろん東の空を見ていても問題ありません。
ですが、この水瓶座が放射点となる流星群ですので「全天」で見ることができます。
全天とは?
「全天」とは、今回のみずがめ座流星群の場合で言うと「東の方角の空だけでなく、すべての空で観測ができますよ」という意味です。
ですので、見られる方角が「全天」という場合は「こちらの方角だけを見るのではなく、星空全体を見ていれば、流星が見ることができますよ」という意味と思っていれば大丈夫です。
みずがめ座の探し方
ついでと言っては何ですが、ここでみずがめ(水瓶)座の探し方(見つけ方)をご紹介しますね。
「みずがめ(水瓶)座」は、黄道12星座に入っている星座の一つです。
雑誌の占いページや、毎朝のテレビの占いでも有名な星座ですね(^^)
そんなとても有名な「みずがめ(水瓶)座」ですが、実際の夜空を見上げて、どのあたりにあるのか、ご存でしょうか。
ちなみに、私は水瓶座の位置は全くわかりません(^^;
私が黄道12星座のうちで、星空を見上げてわかる星座は「さそり座」だけです(^^;
言い訳がましいですが、みずがめ座は一等星や二等星の明るい星が含まれていないため、とても分かりにくい星座なのですよ(^^;)
水瓶座の明るい星は「三等星や四等星」のものがほとんどで、さらに水瓶座はとても大きい星座ということもあり、さらに見つけにくいのです(><)
視力の悪い私には、三等星や四等星の星が見えにくいというか、ほぼ見えません(T_T)
このように?みずがめ座は、名前の認知度がとても高い星座ですが、実際の場所(位置)は、知られていないと思います。(わかる人にはわかりますがね(^^;))
みずがめ座の場所(位置)の紹介はとても難しいのですが…夏の大三角形(こと座のベガ・白鳥座のデネブ)の一つに「わし座のアルタイル」があります。
そのアルタイルを見つけられたら、アルタイルよりも東の空にある星座が「みずがめ座」になりますので、まずはアルタイルを見つけてみてください。
そしてさらに、みずがめ座の足元には「みなみのうお座」という星座がありまして。
この星座はそこまでメジャーではありませんが、このみなみのうお座の一等星「ファーマルハウト」がこの付近での明るい星です。
この時期のみなみのうお座は、地平に近い場所になりますから、東の空の地平に近い場所の一等星「ファーマルハウト」を見つけられたら、その付近が水瓶座ということです。
まっ、みずがめ座を見つけられなくても、流星群は見ることができるので、安心してくださいね(^^)
みずがめ座流星群(水瓶座δ)2024のピークの時間帯はいつ?
みずがめ座流星群(水瓶座δ)2024のピークの時間帯はいつ頃なのかをご紹介します。
極大日の前後には、午後8時過ぎからみずがめ座流星群δ(デルタ)の放射点が東の空に昇ってきます。
ただし、この頃の月の出方にもよりますが、この時期の月は半月(下弦)ですから、そこまで強い月明りではありません。
月を視界に入れないように全天を見渡せば、流れ星を見ることもできるでしょう。
極大の後半(31日~)になると、月の影響もあまり受けない時間帯(深夜から夜明け)は見えやすいと思います。
ですが深夜ですので安全に注意してくださいね。
周囲に灯りの無い場所で見る場合は、おそらく天の川もキレイに見ることができますよ。
ついでにこの時期は「やぎ座流星群」の極大日とも重なるので、たくさんの流星を見ることができる時期でもあります。
みずがめ座流星群(水瓶座δ)2024はいつ見える?
みずがめ座流星群(水瓶座δ)2024はいつ見えるのかをご紹介します。
まずは「みずがめ座δ流星群」の始まりと終わりの時期の目安をお知らせしますね。
みずがめ座δ流星群の始まりと終わりは?
みずがめ座δ流星群の始まりと終わりの時期を調べてみました。
2024年の「みずがめ座δ流星群」のだいたいの開始日は7月15日くらいからです。
終わりの時期は、8月20日くらいと言われています。
この開始日などは、その年によって変わってきますが、毎年この前後くらいと見ていたら大丈夫です。
みずがめ座δ流星群のピークは?
みずがめ座δ流星群のピーク(極大日)をご紹介します。
みずがめ座流星群のピーク(極大日)は7月29日ごろと言われています。(予想です)
この29日の前後で流星が多く流れますから、29日に見逃したとしても、前後2~3日の間は、同じ規模の流星群が見ることができます。
よって「29日に見られなかった…」と言ってあきらめなくても大丈夫なのです^^
前後2~3日くらいがねらい目ですよ。
その後は、少しずつ流星の数が減ってきますので、終了日前でも見られる流星は一応見ることはできるはずです。
みずがめ座流星群2024のまとめ
みずがめ座流星群2024の方向・方角やピークの時間帯まとめと、水瓶座δはいつ見えるのかなどをご紹介しました。
改めてみずがめ座流星群2024のご紹介をしますね。
【みずがめ座流星群δ2024のまとめ】
- 出現時期:7月15日~8月20日ごろまで
- 極大日:7月29日~30日ごろ
- 見やすい方向(方角):みずがめ座のある南東
この時期は、たくさんの流星群が活発になります。
ちなみに、この「みずがめ座δ流星群」と「やぎ座流星群」は、水瓶座とやぎ座が隣り合っているため、どちらの流星群なのかの判別はほとんどできません(^^;
そしてこの二つの流星群の終わりかけの頃には「ペルセウス流星群」も始まります。
夏休みにも入りますから「天体観測」に興味のあるお子様の「自由研究」にもオススメです。
ただ、どの「流星群」の観察時にも言えることですが、どうしても観察は夜遅くになってしまいます。
お子様だけの観察は危険ですので、保護者の方も一緒に観察を行ってくださいね。
普段、なかなか見ることができない「流れ星」を見ることのできる「チャンス」です。
たまには、夜空を見上げるて一息入れることも「良い気分転換」になりますよ。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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